「いつどこ」ネットは、高齢者痴呆介護研究・研修東京センターケアマネジメント推進室が運営する「新しい痴呆介護」のためのサイトです。「センター方式」ケアマネジメントの紹介と関連する情報を提供しています。

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実践例4:在宅からグループホームへ入居
年齢 80歳 要介護度 4
性別 障害老人日常生活自立度 J2
居所 在宅→GH 認知症の人の 日常生活自立度 3a
自宅にて主介護者である長男の嫁、長男、孫3人との5人暮らし。7年前に夫を亡くして以降、物忘れが目立つようになりアルツハイマー型認知症と診断される。2〜3年程前から症状の悪化が見られるようになり、暴力行為などもあり介護保険を申請(平成15年9月)。

他者の言うことにはほとんど耳を貸さないタイプで、家族の特に孫と、物を投げ合うなどの喧嘩を毎日のように起こす。入浴も一切行わない。ご飯を使用していない井戸から泥水を汲んできてご飯を炊くなどの行動が見られ問題となる。

〔センター方式活用後〕
ヘルパーサービス内容を見直し一緒に炊事や洗濯を行うなどする。デイサービスでも調理やタライを使った洗濯をしてもらうなどをし、本人の生きがいにつながり、表情にも変化が見られた。その後グループホームに入居し入浴も行う。
報告者 ケアマネジャー

センター方式の活用
(1)アセスメントツールとケアプランの展開ツールとして
通常使用しているアセスメントツールに、プラスして、センター方式の必要と思われるシートを抜き出して利用。(他ケースにおいて)認知症が見られない場合においても有効活用でき「その人らしさ」を引き出すケアプランに結びついている。
(2)事業者・家族間のコミュニケーション、情報交換ツールとして
○「B−3」「D−1」「D−2」「D−4」は家族に依頼し記入してもらう。
○「D−1」「D−2」はサービス事業者にも依頼。

事業者間、家族との会話も広がり、より細かく話し合える。うまくいけば、信頼関係も築きやすい。
(3)日常の情報ツールとして
○「C−1−1」「D−4」は週一回のペースでチェックを行い状態把握を実施(デイサービスやヘルパーには、サービス提供ごとにチェック、様子観察を行ってもらっている)。
○「D−1」も定期的にチェックを行っている。
(4)他事業者との情報配信や会議で
ケアカンファレンスでは、「A−1」「A−4」「B−3」「D−1」「D−2」「D−4」「Eシート」を資料として添付し実際のケアプランと一緒に説明。他のケースに関しても必要と思われるシートは添付している。
(5)利用者が居所異動する時の異動先の事業者への情報の引継ぎ
グループホームに入居した際にグループホーム職員にセンター方式の説明と実際に行った内容を説明し継続活用してもらう。グループホームにおける生活空間づくり、実際のケアにとても役立った様子。本人の拒否が強かった入浴も行えるようになる。


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