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周りから見ると不可解な症状や、暮らしの中で手間どる行動(食事、着替えなど)の一つ一つの場面。 介護で大変な時ほど、本人自身がどうしていいか苦しんでいるときです。 本人は、暮らしの中の不安とストレスと闘いながら、声なき悲鳴をあげていることが、しばしばです。 わずかな時間でも、本人のかたわらにいて、その声、ふるまいを見つめてみましょう。 願わくば、いっしょに話を。

記憶はとぎれとぎれになっていきますが、瞬間瞬間に感じる喜怒哀楽はとても豊かです。 知的な力に頼れない分、感性はむしろ研ぎすまされています。 うれしい、楽しい、誇らしい気持ちの余韻は残ります。 不快感や、悔しさ、怒り、哀しい気持ちは尾を引きます。 感性、美しいもの、豊かなものを求める気持ち、年長者としての誇り、他者や子どもをいつくしむ気持ちは、それをうまく表せない分、あふれるほどに秘めています。
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