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病気になって以降は、脳に新しい記憶を刻みにくくなります。 でも、本人にとって印象深く楽しかったこと、充実していた頃の記憶はふんだんに残っています。

ただの昔話が、本人にとって安心感にひたれるかけがえのない時間になります。 昔の話、アルバム、懐かしい人、懐かしいもの。 忘れがちなそれらの中に、本人を落ち着かせ、力を引き出す手がかりがふんだんに眠っています。

新しいことを覚えるのが苦手になっていきます。 その力が、なくなるわけではありません。 本人が覚えたい気持ち、やりたい気持ちを大切に。 ゆっくりと、一つずつ、繰り返し。 あきらめないで、本人が新たに自分らしく生きていくチャンスを。 |  |
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