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新しい痴呆ケア10のメッセージ




















してあげる介護から生ききることの支援へ




記憶は、言葉や思い出だけではありません。
認知症の特徴は、からだで覚えた記憶は、比較的よく保たれていることです。
ふるまい、家事、育児、仕事、楽しみごとなど、本人ができるすばらしい底力がたくさん眠っています。
生活文化を伝えてくれる人も少なくありません。



もうできない、もうわからないと思いこんでいませんか。
してあげる前に、待ってみて。
時間がかかるかもしれません。
やり遂げられたら、どんなに自信が保たれることでしょう。



さりげなく本人の出番を作ったり、できそうな仕事や動作のお膳立てをしてあげてください。
失敗しそうになるかもしれません。
少々、危険なことも起こります。
そんな時は、そっと助けてあげてください。



認知症があっても、本人は立派に生きてきた大人です。
本人の残された人生、お世話になって遠慮や失意の中で暮らすのではなく、本人が力を振り絞り自分らしく生ききる姿を、みんなで支えていきたいものです。